テズカです。
椿ヶ鼻ヒルクライムが中止になってしまいました・・・久しぶりのレースで楽しみにしてたんですが
でも台風来てたから仕方ないですね。レース当日は既に快晴でしたが、備えておいて空振りするのが何だかんだで一番いいんだと思います。
ちなみに機材も備えていました。じゃん
ついに導入しました34Tスプロケット(11-34T)、そして12S、そしてシマノじゃありません。
いつもアリエク物色している系サイクリストなら知ってるかもしれない
"ZTTO"というメーカーでいわゆる中華パーツです(読み方は"ズット"で合ってるのかな?)
初の機材レビューがスプロケットかよ!という気持ちもありましたが、中華パーツというのが僕らしいとも思いましたので投稿
昨年の椿ヶ鼻や400kmブルベを経て、限界を迎えたときに34-28Tの組み合わせでは到底体が持たないことは分かっていましたがようやく導入。
なんでシマノにしなかったのか・・・理由はもちろん
軽くて安いから
です。
測定したときの画像撮り忘れちゃいましたが、実測で260gでした。
それまで使ってたR8000の11-30Tが270gでしたのでむしろ軽量化
もちろんアリエクで買ったんですが、セールやってて購入価格は大体12,000円くらい。
R8100の11-34Tにしていたら345g・・・結構重い
そして価格は同じく12,000円前後
これがR9200だったら253gと同等の軽さですが、価格は3倍です
お財布の過度な軽量化は望むところではありません
そんなこんなでこいつを選んだのでした
全ギアボルトでがっちり固定されてます。どこかのギアが削れてダメになったら丸ごと交換ですね。
こんだけ軽いんだから素材はアルミだろう、トップカバーにもAL7075って書いてあるし
と思ったら磁石がくっついたので、あれ?スチール?
商品紹介には「高強度鋼」と書いてるけど、よくわからない・・・
全ギア固定されてるので交換がすこぶる楽。それにしてもデカい・・・
元々11sだったので12s化にあたって通常ならコンポ総とっかえになるところですが、僕はWheeltopのEDSを使っているのでチェーン以外交換の必要なし。
この点だけは明確にEDSが他メーカーの電動コンポより優れていると言える点ですね。EDSのレビューは、タイミングを逃した感があるので気が向いたらやろうと思います・・・言いたいことは色々ありますが
単体で見るとデカ!と思いましたが組み付けてみるとそれほど違和感なかったです。既に同等の大きさのブレーキローターが反対側にあるからかも。
さすがにクラシカルな細いパイプのフレームには馴染まなさそう・・・
肝心の性能について、
最近の中華パーツは侮れない性能を持っているのは身を持って知る所ですが、ちゃんと変速すんの?という心配は正直なところ多少ありました。
結論から言うと問題なし。普通に使えます。
ただしちょっと条件もあるかなと思いました。
変速調整したつもりで走り出すと、ガラガラガラ・・・ガシャン。なんか一部のギアが歯飛びする・・・
その後も2回ほど微調整してようやく気持ちよく使える様になりました。
電動コンポなら各ギアのディレーラー位置が個別に微調整できるので良いですが、機械式コンポでこいつを使えるように調整するのは嫌だなぁというのが正直な感想です。
まぁ結果から言うと僕の調整が下手だっただけなので、上手な人なら機械式でもバシっと決められるかもしれませんが。
それにしても34T凄い。
僕の足でも河内山一周くらいならアウター縛りでいけるかも、52-34Tで36-23Tの組み合わせよりギア比軽いですからね。
36-34Tなんてほぼギア比1。
車重が増える400km以上のブルベでもかなり足と心に余裕を持って望めそうです。
さらに副産物的に良いなと思ったのが、チェーンラインが良くなったこと。
11S→12S化にあたって、下のギアが増えたことで既存のギアの位置が外側に動きますよね。
これにより普段平地巡航でよく使う52-15~19Tあたりの組み合わせが、従来はチェーンラインがやや斜めだったのがかなり真っ直ぐに近づきました。実際に走ってみてもちょっぴり抵抗が減った気がします。
現状は良いことづくめな機材導入でした。あと気になるのは耐久性
一般的にスプロケットの寿命は10,000km程度と言われてますので、まぁ7~8,000km程持てば御の字かなと思ってます。それより持たないようなら、次はシマノかな
終わり
p.s)注文してから大体10日ほどで到着。こんな箱の中でプチプチに包まれて来ました。
パッケージ?ないよそんなもの
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テズカ